CT装置

Area Detector CT Aquilion ONETM / ViSION Edition

- 最新鋭超高速回転320列ADCTを導入致しました - 1回転0.35秒から0.275秒に!! -

当院では、2009年に1回転0.35秒の320列ADCTを導入し心臓・大血管の検査を行ってきました。今回、外見はあまり変わりませんが1回転0.275秒の最新鋭超高速回転320列ADCTを導入致しました。拍動する心臓を綺麗に撮影するためには、徐脈(低心拍数)にするかシャッター速度を速くする必要があります。CT装置の回転速度が速いことはシャッター速度が速いことを意味します。心拍数のコントロールにも限界がありますので、この超高速回転320列ADCTにより、多くの人で被ばくを半減することができます。

ADCTとはエリアデテクタ(面検出器)CTのことで、320列では0.5mm幅の検出器が320列並んでいます。すなわち16cm幅を1回転でカバーできます。心臓はおおよそ12cmですから1回転で心臓全体を瞬時に撮影することができます。
当院にはMRIもあり、MRIでも冠動脈を描出できますが、冠動脈を詳細に観察するにはADCTの方が適しています。

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